時給・給料の簡単計算ツール

トヨタ自動車東日本はきつい?岩手工場の派遣で働いた体験談

記事内に広告が含まれています。

「トヨタ自動車東日本ってきついの?」「派遣で働くと入社祝い金がもらえるって本当?」

私は、日総工産の派遣社員として、トヨタ自動車東日本岩手工場の組立工程で約1年半働かせてもらいました。

結論から言うと、私の工程は動きっぱなしで結構きつかったです。

ただ、工程次第で「楽」とか「簡単」といった声もあって、当たりハズレが大きい印象を受けました。

そこで今回は、トヨタ自動車東日本の岩手工場で働いた体験談を紹介します。

日総工産の入社祝い金や寮待遇も解説するので、ぜひ参考にしてください。

トヨタ自動車東日本岩手工場の仕事のきつさ

私は組立の「シャーシ」という土台の工程に配属されました。

ただ組立にも「トリム」や「ファイナルライン」などがあって、各工程で作業内容が全く異なります

また、「塗装」「プレス」「ボディ」「部品供給」など、組立以外の配属先がたくさんあります。

私自身の体験談と、同僚から聞いた他工程のきつさまで紹介していきます。

作業のきつさ

工程問わず、ほぼ全員が「作業がきつい」と言っていました。

きつさの理由は、主にライン作業による「スピード」です。

1日で数百台製造するんですが、1つの工程でギリギリ間に合うスピードで作業マニュアルが組まれています。

例えば、部品の取り出し→ボルト締め・取り付け→確認といった流れです。

そして、数秒単位で各作業が組まれており、確認なんかは都度1秒~2秒程度で済ませなければなりません。

そのため、基本的にどの工程も動きっぱなしです。

気を休める時間はなく、常にラインに追われながら作業をします。

ミスができないプレッシャー

各作業がギリギリで組まれているので、1つのミスでラインがストップする可能性があります。

例えばボルトを斜めに入れた場合、すぐに現場リーダーに連絡して手直ししてもらわなくてはなりません。

本来なら自分で手直ししたいところですが、市場に出たときの安全性から勝手な行動ができません。

とはいえ、作業をする上でミスは付きものなので、現場では当たり前のように手直しが起きています。

しかも、小さなミスはラインを動かしたまま手直し、必ずしもストップするわけではありません。

そのため、ミスで怒られるといったことはないですが、毎回呼び出しボタンを押すのはやはり気まずいです。

残業が多い

残業は毎月当たり前のようにあります。

販売件数で毎月変動しますが、忙しい時期は毎日2時間とかザラにあります。

大体の人が「稼げるから」と割り切るけど、動きっぱなしで1日10時間は結構しんどいです。

でも、生産スケジュールは事前に組まれているので、毎月どのくらい残業があるかはある程度把握できます

そのため「今月は残業が多いから頑張ろう」と覚悟はできるけど、突発的な残業も全然あります。

例えば、今月は45分残業を目標とあっても、市場トラブルやミスでラインが止まりすぎて「1週間は残業1時間半に変更」とかです。

これから働く人は、残業は絶対にあると思っておいた方が気が楽です。

交替勤務のきつさ

私の時は、常に交替勤務でした。

1週間ごとに日勤→夜勤と変わるので、最初のころは体調管理が大変だったのを覚えています。

なかでもきつかったのが、夜勤から日勤に変わるタイミングです。

週末は土曜の早朝に終わり、翌週の月曜は再び早朝から出勤しなければなりません。

「やっと休みだ」と思って寝たら変な時間に起きる。

でも、せっかくの休みを満喫したいから、いろいろやっているともう翌日曜の深夜。

そこから「月曜朝早いし…」とまた寝たら、体が休まらないまま日曜の日中に起きたりする。

結果「もう休み終わりじゃん」と、土曜休みはあってないようなものでした。

逆に、日勤週は嬉しくて、金曜午後に終わって月曜夜仕事と3連休くらい満喫できます。

夜勤明け48時間と日勤明け72時間の休める差は、休日の感じ方が全然違います。

トヨタ自動車東日本の仕事で意外と楽なこと

トヨタ自動車東日本は「誰が作業しても同じ仕上がりになる」ことを基準にしています。

そのため、マニュアルがかなり充実していて、作業はかなり覚えやすいです。

以下で、トヨタ自動車東日本の良かったことや楽に感じたことを紹介します。

マニュアル完備で作業が覚えやすい

上述した通り、トヨタ自動車東日本はマニュアル完備で作業が覚えやすいです。

例えば組付け部品が10か所あるなら、部品の取り出し・個数や組付け順序が明確にされています。

マニュアルを見るだけで仕事の全体像が把握できるため、習得難易度はそこまで高くありません。

仕事を覚えるまで研修がある

大手とあって、作業を覚えるまでほったらかしにされることはありません

初日は配属工程のマニュアルを渡され、まずはどんな流れで作業するか横で見ながら教えてもらえます。

二日目以降は、10ある作業の内1つずつ実際に仕事をしながら覚えていく。

そして1つの作業を覚えたら、ラインに追いつけるよう3つ4つと増やしていく。

最後に10ある作業をやってみて、任せられると認められたらひとり立ちです。

覚えるまでは社員さんが横について確認まで行ってくれるので、研修制度は充実している印象を受けました。

私の工程は比較的楽だった

動きっぱなしのきつさはあったけど、作業自体は楽に感じました。

部品の組付けとボルト締めだけだったので、作業箇所は多いとはいえ基本は同じ作業の繰り返しです。

覚えたら勝手に体が動くし、無の状態で作業を続けていくと「いつの間にか終わった」といった感じで1日があっという間に過ぎていきました。

新たに覚える作業がないので、単調作業の繰り返しと動きっぱなしが苦にならないなら、仕事自体はそこまできつくありません。

トヨタ自動車東日本の派遣で働くきつさ

トヨタ自動車東日本の派遣で働くうえで、ならではのきつさがあります。

私は日総工産でしたが、日研やUTエイムなど他社の派遣スタッフと結構仲良くしていました。

派遣社員として共通するきつさを、下記で紹介します。

工場に直接車通勤できない

トヨタ自動車東日本はかなりの人数働いているので、工場の駐車場に直接車通勤ができません

派遣は各社の指定駐車場に集まり、送迎車や送迎バスで入場します。

また、入寮者や交通手段がない人は、各社規定でどこかしらに迎えに来てくれます。

そのため、自分で入社時間を決めて出社ができません。

派遣会社の規定が1時間前なら、ギリギリ10分前に出社したくても、早く工場に着いて時間を潰す必要があります。

出社・退社の自由度が低く拘束時間が長く感じる

トヨタ自動車東日本と取引している派遣会社は、大手が中心です。

1つの派遣会社で数十名~100名以上働いており、送迎はまとめて行います。

ただ、各工程の状況で必ずしも同じ時間に終わるわけじゃないので、30分~1時間ごとに終わった順から送迎するケースが多いです。

そのため、仕事が終わったら即退社ができず、ちょっと遅れたら30分待つとことも当たり前にあります。

「入社が早く退社を待つ」が合致すると、通勤だけで合計1時間を超えるかもしれません。

仕事のきつさに当たりハズレがある

基本的に、派遣は工場都合で空き工程に埋められます

加えて、同じ組立や検査でも仕事のきつさに差があり、場合によってはきつい工程に配属するかもしれません。

特に、トヨタ自動車東日本は工程数が莫大な数あるため、配属先ガチャの要素は強めです。

トヨタ自動車東日本の派遣で働くメリット

自由度が少ない派遣ですが、もちろんメリットもあります。

下記で詳しく解説します。

無駄な残業がない

仕事が終わったら、即退社を求められます。

翌日の準備や使った部品の供給をしようとすると、社員さんから「帰っていいですよ」と言われるくらい派遣にはホワイトです。

サービス残業をさせない、余計な残業をさせないことは、かなり徹底されています。

時給相場が高い

トヨタ自動車東日本の時給は、日総工産で見ると1,700円~1,800円とかなり高いです。(2026年9月時点)

また、他社も調べましたが、大体1,600円~1,700円になっていました。

残業なしなら約26万円~28万円、残業+深夜手当があるなら軽く30万円を超える計算です。

月給換算だと期間工より高く、私が働いていた時には「俺らより高いじゃん」と社員さんが言っていました。

正社員にはボーナスがあるため、年収換算だと派遣の方が少なくなりますが、繁忙期はかなり稼げます。

入社特典が高額

トヨタ自動車東日本の派遣で働く最大のメリットは、入社特典が高額なことです。

各派遣会社で総額が異なりますが、30万円~100万円と月給と別に支給されるのはかなりでかいです。

短期でガッツリ稼ぎたい人は、入社特典が高額な派遣会社を選んで応募することをおすすめします。

トヨタ自動車東日本の派遣は日総工産がおすすめ

日総工産は、他社派遣スタッフが「日総にすれば良かった」と言うくらい好待遇です。

実際に、各社の求人を見ても、日総工産が最も稼ぎやすいです。

下記で、トヨタ自動車東日本で日総工産の派遣で働くメリットを紹介します。

→日総工産の評判を見る

入社特典が高額

入社特典は、日総工産がダントツで高いです。

2026年9月時点では、総額100万円になっていました。

また、1年間寮費無料とかあるので、手取り換算だと合計150万円くらいプラスで稼げます。

総額なので分割支給になりますが、短期でガッツリ稼ぎたい人にはおすすめです。

→入社祝い金とは?本当にもらえる?

入社前研修が充実している

トヨタ自動車東日本で働く際は、入社前に研修があります。

トヨタ自動車東日本のルールの座学、工具の使い方など実技研修、工場勤務のイロハなど、多くを学ぶことが可能です。

私の時は、5日間研修で日当から昼食の仕出し弁当までありました。

これから一緒に働く同僚と「これ難しいですよね」とか「コツありますか?」など、いろんなことを共有できたのも良かったです。

工場未経験からチャレンジする人は、日総工産を利用するメリットは大きいです。

工場内に担当者が常駐している

日総工産は、トヨタ自動車東日本の工場内に小さな事務所を構えて常駐しています。

そのため、相談は休憩中や仕事終わりにいつでも可能です。

加えて、休憩中に担当者が声掛けを行っており、私の時も定期的に「困りごとないですか?」とか親身になってくれました。

また、必要書類や更新を、隙間時間に「更新だけどどうする?」みたいに対面で即終了できるのも良かったです。

なかには「別の寮に移動したい」とかやり取りしている人もいて、みんなフレンドリーなのも好印象でした。

送迎バスの時刻表があってわかりやすい

日総工産の送迎バスは、時刻表が準備されています。

私は入寮していたため、出社時は毎日決められた場所・時間に向かい、工場に到着までスマホを見たり寝たりしていました。

しかも、細かく停留所を決めていて、大体が徒歩5分圏内に到着できるよう寮の場所が決められています。

また、退社時は30分単位とかでバスが準備されていました。

そのため、間に合いそうなときは急いでバスに乗ったり、時間がずれそうなときは同僚とゆっくり話したりなど、時間スケジュールがかなり楽だったです。

初期費用なしで寮に住める

日総工産の寮は、初期費用無料で住めます。

【トヨタ自動車東日本の寮環境】

  • 初期費用・赴任費用は無料
  • 1Rタイプのアパートが基本
  • 1年間は寮費無料(以降は実費負担)
  • 家具家電は月数千円でレンタル可能
  • 駐車場は要相談
  • 自転車の貸与可能

築年数はバラバラですが、私の時は10年~30年くらいが相場でした。

同僚の寮に5件くらい遊びに行った感じでは、どの部屋も特別汚いとか古いとかはありません。

本当に普通のアパートで、なかには1DKタイプで寝室別の寮もありました。

家具家電もレンタルできるので、体一つで赴任可能です。

→派遣の寮はどんな感じ?

寮の費用と場所は注意

寮費と場所には注意が必要です。

寮は日総工産が借り上げた1Rアパートに住むため、そもそもの賃貸料が高いと寮費も高くなります

私の寮は築25年くらいで35,000円くらいでしたが、築年数が浅い綺麗な寮の人は45,000円と高かったです。

また、私の寮は工場から一番遠く、通勤に40分程度かかり、混んでいると1時間くらい余裕でかかりました。

逆に、近い人は10分程度と短く、寮の場所次第で朝は早いし帰りは遅くなります。

寮の変更は空きがあれば可能なので、遠慮せずに担当者へ相談してみてください。

金ヶ崎・北上はどんな場所?住みやすい?

県外から住み込みで働く人に向けて、金ヶ崎・北上の住みやすさを紹介します。

派遣で働く際は、寮の場所が金ヶ崎か北上になりやすいです。

両方の特徴を解説するので、ぜひ参考にしてください。

金ヶ崎はどんな場所?

金ヶ崎は、遊ぶ場所や飲食店はほとんどありません。

スーパーやコンビニはありますが、徒歩圏内で行けるかは寮の場所次第です。

簡単に言うと「工場が集積する田舎」がイメージしやすいかと思います。

車があれば生活に不便じゃないけど、楽しさで見ると特に魅力はありません。

北上はどんな場所?

北上は、岩手県の4番目の都市です。

バイパスに出ると遊ぶ場所やショッピングモールとかあって、駅前にも飲み屋街や飲食店が並んでいます。

ただ、中心地から少し離れると若干田舎で、寮の立地次第では徒歩での買い物に不便を感じるかもしれません。

とはいえ、金ヶ崎ほどではなく、自転車があれば普通に生活できます。

工場から車で30分程度と少し離れますが、寮が北上になるとプライベートの楽しみは増えやすいです。

どちらも冬の過ごし方に注意が必要

金ヶ崎も北上も、冬は当たり前のように-5℃に達するくらい寒いです。

雪がかなり降って、早朝夜間は常に路面が凍結しています。

そのため、車を持ち込む人は早めにスタッドレスタイヤへ変更が必要です。

地元民でも11月くらいからタイヤ変更しているので、事故が起こる前に雪が降る前から対策しましょう。

さらに、暖房やガスの関係もあって、光熱費の相場は16,000円~30,000円とかなり高いです。

加えて、水道管凍結にも注意が必要で、数日家を空けると水が出ないだけでなく、水道管が破裂する可能性があります。

破裂すると修復に数万円かかるので、担当者の指示に沿って水抜きを忘れないよう心がけておいてください。

まとめ

今回は、トヨタ自動車東日本の岩手工場で働いた体験談を紹介しました。

仕事自体はきついけど、収入面でのメリットは大きいです。

ただし、もし「別の仕事も見てみたい」とかあるなら、担当者に希望を伝えてみてください。

特に、私が働いた日総工産は、大手メーカーから中小工場まで選択肢が圧倒的に多いです。

全国各地に仕事があるので、まずは相談してみましょう。

   執筆者写真
     

執筆者:やなしの工場派遣編集部

編集部では、工場派遣のリアルな体験談や求人情報をもとに、初心者でも安心して働ける情報を分かりやすく発信しています。 

監修者写真
     

監修者:やなし

派遣社員で工場3社渡り歩いた本ブログ運営者。WEBライター歴を活かして工場のリアルを発信してます。

工場派遣の基礎知識
シェアする
タイトルとURLをコピーしました