「簡単作業なのになんで高時給なの?」「こんなうまい話ある?」
梱包や仕分けなど、誰でもできる作業が高時給って怪しいと感じますよね。
ただ結論から言うと、全く怪しい仕事じゃありません。
工場は、高時給を払っても利益が出る仕組みが作り上げられています。
そこで今回は、軽作業なのに高時給で求人が出せるカラクリを紹介します。
安全に働く方法もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
軽作業の高時給が怪しいと言われる理由
リサーチしたところ、以下のような声がありました。
【軽作業の高時給が怪しいという声】
- 誰でもできる仕事で時給1,500円って怪しすぎる
- 実はめちゃくちゃきつい仕事じゃないの?
- これで寮付きって裏があるでしょ
- 裏に怖い人がいるんじゃないの?
- 甘い言葉で誘って辞められないとかありそう
気持ちはわかります。
私も最初「怪しすぎる」と応募に躊躇したので。
なかには「働き口がない人らを裏社会の人間が集め、タコ部屋に囲って安い賃金で働かせる」といったイメージを持つ人もいるはずです。
実際に、治安が悪い地域ではまだ起きている現実だし、甘い言葉で誘って詐欺に使うといった裏社会の人間もいます。
ただ、こんな悪徳業者はごく一部にすぎません。
基本は、名だたる工場で普通通りに働けるクリーンな会社ばかりです。
次で、高給が払えるカラクリを紹介します。
軽作業で高時給を出せるカラクリ
誰でもできる仕事で高時給を払えるのには、明確な理由があります。
それでは、見ていきましょう。
なぜ軽作業なのに高時給なのか
単純に、高時給を払っても採算を取れるからです。
そもそも、軽作業で高時給が出ている求人は、メーカーや大規模工場が中心です。
利益が数十億、数百億を軽く超えているので、数百円高く払っても痛手ではありません。
とはいえ「わざわざ高く払う必要ある?」って思いますよね。
実は、メーカー工場には高く払う必要があるんです。
高く払っても人手を集めたい
結論、人手を多く集めたいからです。
メーカーは、1つの工場で軽く1,000人~3,000人くらい働いています。
仕事である以上辞める人はもちろんいて、常に募集をかけないと生産が回りません。
そしてもし1,200円や1,300円など他工場と変わらない時給で募集すると、応募が分散されますよね?
結果、人が集まらなくなり、最悪のケースでは生産がストップして取引先まで失います。
誰でもできるとかは関係なく、経営を円滑に回すために利益に見合った賃金を設定しているわけです。
高時給なのに辞めるのはなぜ?
主な要因は、派遣の契約満期です。
登録型派遣は3年ルールがあって、同一工場で3年までしか働けません。
また、「繁忙期のみの短期募集」「仕事が合わない」「転職先が決まった」など、様々な理由で辞める人がいます。
特に軽作業の場合は、誰でもできる仕事で代わりが利く工程です。
オペレーターや組立のように辞められたら困る人材じゃないので、無期雇用派遣へのチェンジはあまりありません。
働き手も、転職の繋ぎや子供の学業資金を貯めたいなど、辞める前提で働く人が多いです。
工場が派遣を使う理由
工場は、派遣会社にマージンを払って派遣社員と契約しています。
マージン率は36%前後といわれているので、仮に時給1,500円なら2,000円~2,100円くらい払っている計算です。
これだけ聞くと、正社員を雇用した方が安上がりのように感じますよね?
でも実は、派遣社員を使った方が工場にとってメリットが大きいんです。
閑散期になればいつでも派遣契約を切れるし、賞与や退職金を払う必要がありません。
一方正社員になると、簡単に解雇することはできず、雇用する以上は賞与や退職金を払う必要があります。
そして、年収換算すると正社員と派遣会社に支払う金額に大差なく、工場の経営に合わせて人員の増減ができます。
終身雇用になれば正社員の方が雇用リスクとコストはかかるので、経営を維持するために派遣社員を有効活用しているのが実態です。
高時給の軽作業派遣で働く実態
結論、求人票通りの時給をもらって、派遣社員として仕事をするだけです。
悪徳業者のように意味不明なピンハネをされることも、辞められないこともありません。
寮は一般的な1Rアパートに住めるし、誰からも監視されることなく快適な一人暮らしができます。
いうなら、公務員や一般企業に派遣されるのと同じですね。
私は2社3工場で派遣社員として働きましたが、寮付きの好待遇軽作業で働く人なんて当たり前のようにいました。
特別不安に思う必要はありません。
悪徳業者に釣られない方法
騙されてどん底に落ちないためには、必ず大手派遣会社を利用してください。
上場企業や全国大手は、利益が十分に出ている現状を捨ててまでデメリットしかない派遣社員の悪用はしません。
一番確実なのは、大手派遣会社に先に登録を済ませることです。
自社で働くことになるので、得体の知れない派遣会社で働くリスクを防げます。
逆にいえば、求人サイトから条件だけ見て応募するのは危険です。
どの派遣会社が求人を出しているかわからないので、運が悪いと最悪なブラック企業にあたるかもしれません。
地域密着の中小も悪くはないですが、安全を取るなら大手が無難です。
安全に利用できる大手派遣会社
ランスタッド
ランスタッドは、世界進出する外資系の大手です。
軽作業や製造業を中心に、事務やITまで幅広い求人を抱えています。
安心を求めるならベストな派遣会社なので、まずは親身なサポートで高評価を受けるランスタッドに相談してみてください。
ワールドインテック
ワールドインテックは、親会社が上場プライム企業の製造業特化型派遣会社です。
半導体や電子部品など大手メーカーの軽作業求人が豊富で、高時給や寮費無料など好待遇の仕事が多いです。
軽作業の入社特典付きの求人もあるので、ガッツリ稼ぎたい人に向いています。
ワークスタッフ
ワークスタッフは、徳島県に本社を構える全国大手です。
小さな四国から全国展開した実績を持ち、女性や40代・50代などブランクありの人でも「自分に合った仕事を紹介してもらった」と高評価を受けています。
製造業の軽作業から倉庫まで幅広いので、職場環境を重視で働きたい人におすすめです。
まとめ
今回は、軽作業なのに高時給が払える実態について解説しました。
決して怪しいことはないですが、規模が小さい派遣会社に登録するのはやはりリスクがあります。
なるべく全国大手に登録し、サポートを受けながら条件に沿った仕事を紹介してもらいましょう。
