「寮付き工場派遣を利用したいけど怖い…」「好条件すぎるのは怪しい」
特に、「所持金0円でも働けます!」なんて見ると、「タコ部屋とか強制労働とか裏があるんじゃ?」と思いますよね。
そこでこの記事では、寮付き工場派遣が怪しくない理由と実態について解説します。
安心できる派遣会社と危険な事業所の見分け方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
寮付き工場派遣は怪しいのか?
結論から言うと、全く怪しくありません。
一般的な待遇は、以下の通りです。
【寮付き工場派遣の待遇】
- 1Rアパートに一人暮らし
- 派遣先は大手・中小など一般企業
- 給料も残業も働いた分還元される
- 土日休みなど休日はカレンダー通り
- プライベートは自由
- 辞めたいときに辞められる
要するに、派遣社員として一般企業で当たり前に働くだけです。
タコ部屋とか強制労働なんてことはありません。
まずは、寮付き工場派遣の実態を簡単に説明します。
寮は1Rアパートに一人暮らし
寮は、一般的な1Rアパートに一人暮らしできます。
初期費用は不要で、家具家電は月数千円でレンタル可能です。
集団部屋に押し込まれるとか、高額な寮費をピンハネされるといったことはありません。
寮費無料ならそのまま0円だし、月額でいうと2万円~3万円が寮費の相場です。
寮の詳しい概要は、以下の記事をご覧になってください。
派遣先は一般企業
派遣先は、大手や中小などそこらにある一般企業です。
工場の管理者も一般人だし、正社員やアルバイトで働くのと同じように仕事をします。
社会的事情がある人を集めて、泥のように働かせる日雇い労働現場ではありません。
給料は働いた分還元される
給料は、働いた分還元されます。
所定労働時間内の1日8時間で働き、残業があれば割増賃金で支払われます。
ネガティブな漫画や雑誌で見るような「寮費や食費を引かれて数千円しか残らない」みたいなことはありません。
雇用契約書通り、社会保険・税金・寮費を引かれるだけです。
休日はカレンダー通り
休日も、カレンダー通りです。
一般企業なので、体調不良や家族の不幸があれば当たり前に休めます。
「土日休みと聞いたのに強制労働させられる…」といったことはありません。
仮に工場が繁忙期で休出を求められたら、断ることも休出して割増賃金で稼ぐことも可能です。
プライベートは自由
プライベートは自由です。
派遣会社から四六時中管理されることはありません。
何時に寝ても遊びに行くのも全然自由です。
漫画のような怖い管理者がずっと見張っているみたいなことはないので、安心してください。
自由に辞められる
辞めるタイミングも自由です。
脅されたり無理に引き止められたりはありません。
ただ、あまりにも早く辞めたら、赴任費用や寮費などが実費負担の可能性はあります。
一般的には、雇用契約書に「赴任費用・寮費無料は1ヶ月勤務が条件」といった記載があるので、事前に確認しておいてください。
寮付き工場派遣のからくり
寮付き派遣の求人を出す主な理由は、工場・派遣会社が高いお金を支払ってでも人手不足を解消したいからです。
ただそれだけ聞くと、「本当に採算取れるの?」「何か裏があるのでは?」と思いますよね。
以下で、寮付き工場派遣のからくりを説明します。
派遣会社も毎月の寮費しかかからない
派遣会社の寮は、一般的な1Rアパートを自社で契約しています。
そして、Aさんが辞めたらBさんに貸して、また辞めたらCさんに貸すの繰り返しです。
そのため、不動産に毎回敷金礼金を支払う必要がなく、毎月の家賃しかかかっていません。
初期費用が無料で済むのは、派遣会社が継続して借り上げているのが大きな要因です。
寮費無料でも利益が出るマージン率
派遣会社は、寮費を格安・無料にしても利益が出る金額で工場と契約しています。
でもそうすると「工場が損しないか?」と思いますよね?
ただそれでも、工場は正社員を雇用するより損はしないんです。
工場は正社員を雇用すると簡単に解雇できないし、閑散期でも賃金を下げられないまま負担しなければなりません。
しかも、賞与や社会保険料・手当・健康診断などの福利厚生もあるので、月給25万円でも年間500万円は軽くかかります。
一方派遣社員だと、仮に時給1,600円のマージン率35%でも時給2,500円程度。
年間の負担額は月給25万円の正社員とほぼ変わらず、福利厚生などは派遣会社手続きなので、それ以上もそれ以下もありません。
加えて、派遣は切ることも増員もできるし、経営状況に合わせて柔軟に対応できます。
年齢とともに昇給して退職金まで負担しなければならない正社員より、一時的な派遣の方が全然安く済むわけです。
長期を前提にすることで採算が取れる
工場派遣の寮付きは、長期を前提とした求人が基本です。
入社時は赴任費用、退社時はハウスクリーニング代や交換手続きがかかりますが、長期にすることで利益が積み重なり採算が取れます。
ただ、派遣社員1人あたりの利益率は3%~5%とされており、管理者・事務員の人件費や社会保険・採用・広告費・社宅費などでほぼ残りません。
1人あたり年間500万円の売上でも20万そこらなので、すぐに辞められたら派遣会社は損をしますよね?
でも、辞めたい人を止めるわけにはいかないし、常にリスクを背負っているのが現実です。
利益を確保するためにも寮がある
1人あたりの利益率が低い以上、派遣会社が儲けるには働く派遣社員を増やす必要があります。
ただ、求職者の通勤内に取引先があるとは限りません。
でも、寮があれば全国から人を集められるし、社宅を埋めることで派遣会社の実費負担は減るわけです。
加えて、寮求人は好条件なので、派遣社員の定着率もアップしやすいです。
「求職者の需要を満たせる」「派遣スタッフを増やせる」「短期退職の損失を定着で補える」など、寮求人は利益を上げるための経営戦略でもあります。
タコ部屋や強制労働はあるのか?
合法の派遣会社ではまずあり得ません。
戦後間もない頃や映画・ドラマのイメージで怪しいと思う人がいるだけで、現代社会ではまずあり得ない話です。
ただ、以下のような事例は現代でもあります。
【違法性・悪徳な事例】
- 賃金の未払い・滞納
- 暴力・恐喝による労働の強要
- 違法な長時間労働
俗にいう、闇社会が関与する違法なケースです。
国から「労働者派遣事業許可証」の認可を受けていない違法・無許可の事業者に該当します。
そのため、必ず国から認可を受けた派遣会社を利用してください。
優良派遣会社と違法な会社の見分け方
最悪なケースを避けるために、ここでは派遣会社の見分け方を紹介します。
必ず目を通しておいてください。
優良な派遣会社の特徴
【優良派遣会社の特徴】
上記に該当すれば、合法な派遣会社の可能性が高いです。
確実性をより高めるなら、Googleマップに登録していて所在地まで確認できるとベストです。
怪しい・違法な事業所
【怪しい・違法な事業所】
XやInstagramで勧誘され、そのままDMだけでやり取りする相手は大変危険です。
合法な派遣会社がDMで仕事紹介することはまずあり得ないので、すぐに遮断することをおすすめします。
安全に利用できる寮に強い工場派遣会社
ここでは、安全かつ合法な優良派遣会社を2社紹介します。
各都道府県をリサーチしたうえで別記事にもまとめているので、そちらも参考にしてください。
ワールドインテック
ワールドインテックは、東証プライム上場企業「株式会社ワールドホールディングス」の子会社です。
寮付き求人に強く、高時給・入社祝い金・手当充実で稼げる求人を豊富に抱えています。
企業規模を見ても、安全性が高い一社です。
日総工産
日総工産は、設立から50年以上経つ製造業派遣のパイオニア企業です。
4年連続で製造業派遣のオリコン顧客満足度ランキング1位を獲得しており、知名度・人気・信頼のすべてで高い安全度を誇ります。
まとめ
寮付き工場派遣は、決して怪しいことはありません。
工場・派遣会社、そして派遣社員にもメリットがある仕組みで動いています。
寮付き工場派遣に興味がある人は、各社の条件・サポート内容を比較したうえでマッチする求人を見つけていきましょう。

