「大卒で工場派遣はもったいないかな…」「キャリアが不利にならないか不安…」
正直なところ、もったいないかは「状況と目的による」としか言えません。
他に就職のあてがあるけど「とりあえず働こう」くらいならもったいないし、工場派遣を活かして将来に繋げるなら全然もったいなくありません。
結論、あなたが何の目的で働くかどうかです。
今回は、大卒で工場派遣がもったいないケースともったいなくないケースの両方を紹介します。
派遣期間が市場価値に影響するかもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
大卒で工場派遣がもったいないケース
大卒で工場派遣がもったいないケースを紹介します。
専門知識や学歴を活かせる他の進路がある
大学で学んだ専門分野を活かせる職種があるのに、ただ何となくで工場派遣で働くのはもったいないです。
なぜなら、学歴の可能性を潰すだけだからです。
そもそも、採用に学歴が重視されるのは20代半ば~後半までといわれています。
30代に突入すると職歴と経験を重視されるので、今ある進路は高確率で閉ざされます。
何かしらあてがあるなら、今残っているチャンスを潰さず転職活動に切り替えた方が将来後悔しません。
明確なキャリア目標が他職種にある
明確なキャリア目標が他職種にあるなら、あえて工場派遣を選ぶ理由はありません。
なかには「工場で働きながらプライベートで資格勉強をしよう」と考える人もいますが、それなら実務経験が積める派遣で働いた方がいいです。
いきなり正社員は無理でも、派遣の実務経験があれば転職活動で有利になります。
逆に、プライベートで資格取得やスキル習得できても、実務経験がない人を積極的に正社員で雇用しません。
20代なら未経験でも派遣採用は全然あるし、「工場派遣→やりたい仕事で派遣→正社員」は遠回りするだけです。
目的なく働き続ける
一番もったいないのは、目的なく工場派遣で働き続けることです。
なかでも言えるのが、一生働く気はないけどただ何となくという人。
正直な話、工場派遣で身につくスキルもキャリアが有利になることもありません。
そもそもが「誰でもできる仕事の穴埋め」なので、配属された工程の作業ができるようになるくらいです。
そして、各工場で作業内容は全然違います。
結果、正社員で応募しても「経験者だから採用しよう」とはならず、行きつく先はまた別の工場派遣です。
「大卒のキャリアを無駄にした…」と後悔する人も実際にいるので、目的だけは決めておきましょう。
大卒で工場派遣がもったいなくないケース
結論から言うと、あえて工場派遣を選ぶ明確な目的がある人です。
よくある例をまとめて、下記で解説します。
製造業で働きたい・ものづくりが好き
製造業で働きたい強い意志があるなら、全然もったいなくありません。
好きな仕事で働くのは、本人にとってベストな選択です。
経験を積んだ後に見えてくるキャリアもあるし、むしろ好きなら雇用形態なんて関係ありません。
学歴の有利不利を気にするより、自分の人生を大事にするのが一番です。
工場派遣をきっかけに正社員登用を目指す人
正社員を目標に工場派遣で働くなら、大卒のキャリアは無駄になりません。
なぜなら、工場派遣を挟む方が正社員への道が近づくケースも多いからです。
工場からすると、実務経験を積んだ戦力を手放したくありません。
派遣からしても、工場や上司に正社員になりたい意思をアピールできます。
頑張り次第で正社員登用の道は開けるので、応募工場に正社員登用の実績があるか派遣会社に聞いておきましょう。
まずは安定収入を得たい
とりあえず安定収入を得たいなら、その選択は全くもったいなくありません。
収入の確保は、生活はもちろんメンタルにも大きく関わります。
なかには、短期間でガッツリ稼ぎたい人もいるはずです。
車を買いたいでもOKだし、自営資金を貯めたいでも借金返済があるでも立派な目的です。
生活が安定すればメンタルは落ち着くし、広い視点で次なるキャリアが少しずつ見えてきます。
ワークライフバランスを重視したい
工場派遣は定時の仕事も多いので、ワークライフバランスを重視したいなら全然ありです。
実際に、プライベートを活用して趣味を楽しむ人、投資や副業で副収入を得る人だっています。
また、正社員の強い責任を負ってしんどい思いをしたくないという理由でも、全然ありです。
工場派遣は安定収入が得られるわけですし、思いっきり人生を満喫しましょう。
地元で働きたいけど正社員の仕事がない
地元に残って仕事を探すことは、素晴らしいことです。
「家族を大事にしたい」「交友関係を崩したくない」「地元が好き」といった目的は、学歴では買えませんから。
断定はできませんが、工場の評価次第で正社員登用の道も出てくることだってあります。
寮求人をきっかけに県外に出たい
寮求人を利用して県外に出たいなら、この機会に有効活用しましょう。
その後のキャリアは、現地に行けば開けていきます。
新たな出会いから、やりたいことに出会える可能性も広がりますから。
別地域に住むことで視野が広がり、大卒のキャリア以上の楽しみが見つかるかもしれません。
大卒で工場派遣は市場価値が下がるのか
市場価値に関しては、派遣期間の長さで変わります。
要するに、工場派遣で働いたことがマイナスにはならないってことです。
むしろ働かずに空白期間がある方がマイナスだし、採用側は工場派遣の期間を「働く意思がある人」とプラスに考えるケースの方が多いです。
ただし、派遣期間が長すぎると「正社員になる意思が低い人」と思われ、どれだけ綺麗な言葉を並べても嘘と捉えられるかもしれません。
先々正社員への転職を考えるなら、長くても1年を区切りに次のステップへ進むようにしましょう。
まとめ
- 大卒で工場派遣は目的が明確ならもったいなくない
- 正社員を目指すなら近道になることもある
- 学歴より人生の選択が大事
- 1年を超えると市場価値が下がる可能性あり

