建設業を辞めたい人必見!元職人が転職に成功する方法と対策を紹介

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  • 建設業を辞めたい人けど転職先があるか不安…
  • 建設業が嫌な人ってどんな悩みがあるんだろう
  • 辞め方がわからない

建設業の現場員って、ならではの悩みが多いですよね。しかも、上司や社長が職人気質だったりするので、辞めたいけど「辞める」と言いづらいのが実際のところです。

そこでこの記事では、建設業を辞めたい人に向けた対策法・転職方法を紹介します。

建設業の職人として13年働いた体験談も兼ねて解説するので、ぜひ参考にしてください。

【本記事で知れること】

  • 辞めたいならすぐに行動に移すべき理由
  • 建設業を辞める前に考えるべきこと
  • 建設業を辞めたい人にあるある10選
  • 今の会社を辞められない人に向けた対策法
  • おすすめの転職活動の方法と職種
  • 【必見】筆者が行った転職活動

【結論】辞めたいなら早い方がいい

結論からいうと、辞めたいなら「辞める」方向性で進んだ方がいいです。

だって、考えてみてください。定年となる65歳まで今の仕事を続けたいですか

答えはNOでしょう。そして、だからこそ本記事にたどり着いたはずです。

とはいえ、辞めるのには勇気と労力が必要なので、踏ん切りがつかない人もいるかと思います。

辞めた方がいいと断言する理由を以下にまとめたので、ご覧ください。

今嫌なら遅かれ早かれいずれ辞める

現在「嫌」「しんどい」「辞めたい」と考えているなら、遅かれ早かれいずれ辞めます。

なぜなら、辞めたい気持ちが完全に消え去ることはないからです。

あなたが今辞めたいのは、建設業の働き方や仕事内容に不満があるからではないでしょうか?

ただ残念なことに、働き方改革を実行していっても建設業界のブラック体制は簡単になくなりません。どの会社も従業員のためにと頑張っていますが、変われない現実があるんです。

働き方が今のまま続くなら、辞めたい気持ちが一旦解消できても再びどこかで訪れるでしょう。

結果「頑張って続けよう」と「辞めたい」の気持ちの葛藤が定年まで続くってことです。

建設業界のブラックがなくならない理由

原因ブラックといわれる理由改善できない理由
慢性的な人手不足労働過多になる
残業が増える
建設業を好んで選ぶ人が増えるとは考えられない
他職種の労働環境が良くなり過ぎている
工期に追われる労働過多になる
残業が増える
休みがない
需要に対して供給(人手)が足りない
怪我のリスク高所・閉所作業で危険が伴う
重機・資材落下で大怪我
熱中症リスクが高い
人手・技術が必要な仕事が多い
重機に代わる物がない
外仕事の環境はなくならない

現実的に、人手が増えない限りブラック体制はなくなりません

ただ、他業界の労働環境が整備されているのに、わざわざ建設業を選ぶ人が今後増えるかって話ですよね。

実際に、ピーク時の平成9年685万人から令和3年485万人と建設業就業者は29.2%減少しています。(参考元:国土交通省|最近の建設業を巡る状況について

時間は有限

時間は有限であり、次の挑戦が遅くなるほど幸せな将来が削られていきます。しかも、1日24時間はみな同じなので、準備が遅れるほど差がついてしまいます。

要は、今やらないと時間はあっという間に過ぎていくんですよ。後から「やっておけばよかった」と思っても、時間は戻ってこないんです。

一度きりの人生、あなたらしい楽しいものにしていきましょう。

年齢と共に転職先がなくなる

年齢を重ねるにつれ、転職先は限られていきます。さらに「29歳と30歳」「39歳と40歳」は1つしか違いませんが、年代が異なることで大きな不利が生じます。

そのため、転職を考えている人は1日でも早く行動へ移しましょう。やりたい仕事に転職できるチャンスは、今しかないかもしれません。

辞める前にすべきこと

「辞めた方がいい」と言いましたが、考えなしに行動へ移すのは最善と言えません

最悪のケースでは、今の幸せを崩す可能性、今より不満が大きくなる可能性が出てきます。

辞める前に、以下の4点を実行してみてください。

  • 辞めたい理由を洗い出す
  • 家族と話し合う
  • やりたいことが何か本音で向き合う
  • 本当に辞めていいのか最終確認

辞めたい理由を洗い出す

まずは、なぜ建設業を辞めたいのか理由を洗い出しましょう。理由が明確じゃないと、次の転職先に選ぶ条件が定まらないからです。

加えて、今と同じ不満を抱えかねないですからね。残業過多や労働過多が不満で辞めるのに、似た境遇の業界に転職しても意味がありません。

辞めたい理由あるあるを下記で紹介しているので、当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。

家族と話し合う

辞める前に、家族と話し合いましょう。独身の場合は特に必要ありませんが、配偶者や子どもがいる人は重要なことです。

ただし、仕事の辛さはあなたにしかわかりません。家族と話しても、良い返事がもらえないことだってあるでしょう。

だからこそ、次の道をあらかじめ考えておいてください。今後のビジョンを明確に伝え、双方納得できる話し合いをすることが大切です。

給料、転職に要する時間、福利厚生などは、家族と生活に関わることです。

話し合うことで双方の幸せに繋がる答えが見つかることだってあるので、相手の気持ちも大切にしたうえで進めていきましょう。

やりたいことが何か本音で向き合う

やりたい仕事が何なのか、本音で向き合ってみてください。なぜなら、やりがいある仕事に就くことが給料や満足感に大きく関連するからです。

基本的に、好きなこと、得意なことは人って案外苦になりません。最初は給料が安くても、楽しく取り組めることでスキル・知識の向上が見込めます。

その結果、あなたの仕事が評価され、高い給料と引く手あまたな人材へ繋がるってわけです。

得意分野と苦手分野、長所・短所を見つめてみて、チャレンジしたい仕事を今一度考えてみましょう。

できない理由は一旦忘れる

やりたい仕事に向き合う際には、できない理由は一旦忘れてください。職の選択肢を狭めるだけで、あなたに合う仕事が見つからない可能性が出てきます。

例えば、資格・スキルが必要な仕事。今持っていないから諦めるのではなく、隙間時間を使って学習すればいいだけの話です。

建設業あるあるで時間が取れない場合は、一旦定時の仕事に転職してプライベートを自己向上に充てることだってできます。

できる方法を探せば何かしら見つかるので、まずはやりたい仕事だけに着目しましょう。

やなし
やなし

私は現職に就くために派遣を利用しました。詳しく知りたい方は「派遣で繋いでスキルを習得」に飛んでください。

本当に辞めていいのか最終確認

上記3つを実行したのち、本当に辞めていいのか最終確認しましょう。

なかには、建設業が嫌なわけではなく今の会社を辞めたいだけの人もいるはずです。

好きな仕事を辞めて他業種に転職するのが吉とはいえませんし、他会社だと今より働きやすい環境の可能性だってあります。

ただし、建設業を辞めたいのに周りの説得で続けると、今の悩みは消えません。妥協してプラスに転じることはないので、あなたの人生の主人公は自分だと割り切って考えましょう。

建設業を辞めたい理由のあるある10選

建設業を辞めたい理由は、ならではのものが多いです。あるあるの理由は、以下の通りです。

  • 仕事がきつい
  • そもそも建設が好きじゃない
  • 休みが少ない
  • 人間関係が合わない
  • 給料が安い
  • 現場への移動時間が長い
  • サービス残業がある
  • 屋外作業で暑い&寒い
  • 明るい将来が見えない
  • 福利厚生が最低限しかない

転職活動におけるチェックリストとしてもご参考ください。

これから解説するあるあるは、全ての会社に当てはまるわけではありません。

あくまで風潮なので、ご了承ください。

仕事がきつい

よくあるのが、仕事がきついことです。肉体労働が中心なので、身体的負担はハンパありません

ただ上司や同僚のなかには「こんなのへっちゃら」「それは甘え」とか言う人がいるんですよね。いやいやあなたが大丈夫なだけで人には向き不向きがあるんだよって話ですが。

身体の作りと感じ方も違うのって当たり前なんですが、自分中心に考える人が多い業界でもあると私は思います。

そもそも建設が好きじゃない

建設の仕事が好きじゃないって人も多いです。好んで就く仕事ではなく、就職先がなくて妥協して選んだ人が多いですからね。

しかも、身体が覚える仕事なので、経験を積めば最低限の作業スキルが身に付きます。結果、とりあえず選んだ仕事を何となく続けていくだけ。

ここで天職と感じた人はそのまま一生の仕事にできるけど、やりがいを感じない人が別職種に興味が湧くのは自然なことでしょう。

休みが少ない

建設業は、休みが少ない業界です。週休二日制で土日休みが当たり前の中、なぜか日曜しか休みがありません

天候に左右される業界で平日が急遽休みになるメリットはありますが、まあプライベートの予定が立てにくいですよね。

やなし
やなし

工場派遣に転職した際、土日休みに驚きを感じました。しかも有給だってあるし「建設業って労働条件悪かったんだ」と思ったのを覚えています。

人間関係が合わない

これこそあるあるですが、建設業は元気のいい人やガテン系の人が多いです。

また、職人気質の年配者が多く、今どきの考えとすれ違いが生じて「人間関係が合わない」と感じる人は少なくありません。

しかも、平気な顔して「気合」「根性」とか言いますからね。仕事の教え方も「見て覚えろ」とか「仕事になると俺は厳しいぞ」とか訳の分からない持論を言い出す始末。

なかには強い言葉を吐きかける人もいるので、人間関係が合わない人が出てくるのは当然です。

給料が安い

建設業の給料は安いです。厚生労働省のデータを見ると、以下のようになっています。

年代平均年収
~19歳193.8万円
20~24歳230.8万円
25~29歳264.0万円
30~34歳293.6万円
35~39歳338.4万円
40~44歳348.5万円
45~49歳372.8万円
50~54歳411.3万円
55~59歳410.0万円
合計335.4万円
引用:厚生労働省|令和4年賃金構造基本統計調査の概況

このデータは管理や設計など建設業全般の合計なので、下請けの職人になるともっと安い可能性すらあります。

労働環境が過酷なのも加味すると、正直見合った給料とは言えませんよね。

年収の中央値が約396万円なので、平均年収と比較しても安いのが見て分かります。

中央値とは…高い順番に並べてちょうど真ん中にあたる数値のことです。100人いるなら50番目の人の年収になります。

現場への移動時間が長い

現場への移動時間の長さが苦痛に感じる人もいます。朝礼ありの現場だと、集合時間が6時や7時なんてザラですからね。

しかも、作業完了後に会社に着くまでも長い。手当として加算されるわけじゃないのに、移動時間のトータルで1時間~2時間かかるなら嫌になって当然です。

やなし
やなし

仕事の拘束時間が1日の半分を占めるって当たり前じゃありません。運転までしてるならなおさらです。

サービス残業がある

建設業では、なぜかサービス残業が当たり前のように行われています

例えば、会社に到着時の準備と終了時の積み下ろし。作業の一環なのに、当然の如く残業手当が付きません。

また、通常時給1.25倍の残業なのに、日当から時給換算するとなぜか1倍以下になっているケースもあります。

屋外作業で暑い&寒い

建設業は現場仕事なので、気温・天候の影響をもろに受けます。代表的なのは、夏の暑さと冬の寒さですね。

空調服や極寒ヒートテックなど便利な作業服が増えてきたとはいえ、屋内作業ほど快適ではありません。

また、雨の日のレインコートは暑いし不快だし、雪の日に手袋をしても寒さを完全にしのぐのは不可能です。

実際に、屋内作業をしている会社員を見て「あんな仕事をしたい」と思った経験もあるのではないでしょうか?

明るい将来が見えない

将来が見えずに辞めたいという人もいます。一番は、過酷な労働のまま定年まで働き続けられるかってことですね。

また、昇給・昇進制度が曖昧な中、目指せて年収400万円の仕事で本当にいいのかという悩みもあります。

「お先真っ暗」と言いますが、明るい未来が見えないって想像以上にしんどいことです。

例えば「年に2回ボーナスが50万円ずつもらえる」「管理者になって働きやすい環境を作ろう」とかあると、苦労があっても仕事のモチベーションが保てますよね。

「明日は給料日」で嬉しくなるように、明るい未来が待っているのは仕事をするうえで大事なことです。

福利厚生が最低限しかない

建設業の福利厚生は、最低限しか用意されていない会社もあります。

例えば、社会保険はあるけど通勤手当や家賃補助はないといったケースです。また、有給が自由に使えないなどもありますね。

なかには、正社員雇用ではなく1人親方として仕事を与えているケースも。下請けの職人に多く、この場合は自ら保険に加入しなければなりません。

個人で営む建設業は、社会保険・税金の制度が曖昧だったりするので、心当たりのある人は今すぐにでも内容を確かめてください。

建設業によくある辞めにくい理由と対策法

仕事を辞めたいからといって、簡単に退職できるわけじゃないですよね。建設業ならではの辞めにくさもあるので、その気持ちは重々分かります。

ここでは、辞めにくい理由とされる以下の3つについて対策法を紹介していきます。

  • 自分が辞めたら会社の仕事が回らない
  • 社長が怒る人だから言いにくい
  • 会社が地元で友人・先輩の風当たりがきつい

それでは、見ていきましょう。

自分が辞めたら会社の仕事が回らない

慢性的な人手不足の業界だからこそ、あなたが辞めたら仕事が回らないと悩む人も多いのではないでしょうか。

特に、建設業は仕事内容が多岐にわたり、見習いでも材料運びや荷下ろしなど必要な人材として扱われます。

また、職長や職人レベルに達すると、それこそ欠かせない存在となるでしょう。会社からすれば、辞めてほしくない人材であるのは必然といえます。

【対策】1人辞めたってどうにでもなる事実を知る

正直、1人辞めたってどうにでもなります。そこ数日仕事が回らなくても、会社は代わりとなる人材を用意するので。

これ極端な例ですが、有望な人材に不幸があって会社が潰れるかって話です。もしそれで潰れるレベルなら、会社の運営体制に問題があるだけなんですよね。

人間1人の力は大したことないので、会社ではなくあなたのための人生を選びましょう。

それでも不安な方は、reborn株式会社の代表である羽渕彰博氏の記事「自分がいなくても会社はまわる」を読んでみてください。

核心を突く内容になっています。

社長が怒る人だから言いにくい

建設業の社長のなかには「辞めさせない」「辞めると言ったら怒る」人がいます

「お前のためにどれだけ費やしてきたと思ってんだよ」というワンマン社長や「辞めるのは逃げだぞ」という古い考えの人も未だにいますからね。

こういった社長だと、おとなしい人はなかなか言い出しにくいのではないでしょうか?

ただし、退職を伝えるって勇気がいるので、あなたの悩みはごく自然なことです。

【対策.1】退職代行を使う

第三者を利用する方法として、退職代行があります。費用の相場として1万~5万円ほどかかりますが、社長と会わずして辞めることが可能です。

ただし、対応の良し悪しは業者によって異なるので、事前に情報をリサーチしておきましょう。

方法の1つとしてあるものの、退職代行へ協力を頼むのは今回限りにしましょう。

辞める意思を伝えるのは、社会人として必要なスキルです。断れない自分のまま人生を歩むと、別の弊害が出てきます

特別な理由なしに辞めると言えないだけなら、まずは自分の言葉で伝えてみてください。

【対策.2】内容証明郵便を利用する

退職届を受理してもらえない場合は、内容証明郵便を利用するのもよいでしょう。

内容証明郵便で送ると、会社が受け取った日時が証拠として残ります。そのため、会社が「聞いていない」と反論することができません。

法律上、退職は労働者の自由です。雇用主が何と言おうとも内容証明郵便の効力が勝つので、選択肢の1つに入れておいてください。

会社が地元で友人・先輩の風当たりがきつい

建設業は横のネットワークが広く、会社が地元にあると先輩や友人の風当たりがきつくなるケースがあります。

特に、元気がいい人たちって上下関係とか人情とかを大切にしがちですからね。相手の気持ちより、人情という名のおせっかいが勝ることもしばしば。

辞めようとして毎回間に入られるなら、たまったもんじゃありません。

【対策】辞めた後は地元を離れる

いっそのこと、辞めた後は地元を離れてみてください。家族がいるなら話し合いが必要ですが、独身なら外に出た方が視野も選択肢も広がります。

別の地域に住めるのは転職の機会くらいしかないので、心機一転新たな人生を歩んでみましょう。

やなし
やなし

工場派遣だと、初期費用なしで家具完備の寮付き仕事があります。転職活動の繋ぎとして利用してみるのもアリですね。

建設業を辞めた後におすすめの職種5選

建設業を辞めた後は、新たな職種に挑戦しなければなりません。未経験からの転職になるので、ここでは学歴・職歴不問で目指せる職種を5つ紹介します。

  • 製造業・工場
  • ドライバー
  • 飲食業・接客業
  • プログラマー
  • 営業職

必要なスキルと採用ハードルも併せて解説します。

製造業・工場

製造業・工場は未経験から目指せる職種です。学歴はあまり重視されないので、中卒や高卒でも気にする必要はないでしょう。

とはいえ、正社員採用を目指すなら20代じゃないと厳しいです。スキルや資格は必要ないですが、長く工場に貢献できる若者を求めているのが実際のところです。

ただし、30代以降でも正社員を目指せる制度があります。それは「紹介予定派遣」です。

6ヶ月間試用期間として派遣で働き、工場が求める人材と判断したら直接雇用となります。

一般的な派遣と違い、直接雇用前提で働くことになるので、興味がある方は以下の記事をご参考ください。

ドライバー

ドライバーは、運転免許さえあれば誰でも目指せます。建設業と同様人手不足の業界なので、年齢・学歴は必要ありません。

高時給を目指すなら「中型自動車免許」「大型自動車免許」があるとなお良いですね。2つの免許は、普通自動車免許取得から2年または3年以上で受検資格を得られます。

運転が苦にならない人、1人時間が好きな人におすすめの職種です。

飲食業・接客業

飲食業・接客業は、人と携わることが好きな人におすすめの職種です。年収相場は決して高くないですが、経験を積むことで調理師になることも可能です。

また、開業を目標にして働くのもアリですね。外食産業は需要が高いので、どんな業態があるのか以下のサービスを利用してご相談してみてください。

プログラマー

プログラマーは、スキルさえあれば学歴不問で目指せます。IT業界の需要は高まる一方なので、将来的には高年収が目指せるでしょう。

ただし、スキル習得のハードルはかなり高いです。コーディングができるだけでは仕事にならないし、独学で習得しようとすると時間がどれだけあっても足りません。

これからプログラマーに挑戦する人は、スクールの利用をおすすめします。

営業職

営業職は、契約を取れるほど給料に反映される歩合制の仕事です。やる気さえあれば採用してくれる企業が多いので、チャレンジする価値は大いにあるでしょう。

ただし、営業職は多岐にわたり、一言で表せるほど狭い業界ではありません。

まずは専門家に相談するのが一番なので、興味がある方は以下の転職エージェントを利用してみてください。

転職活動におすすめの方法3選

転職活動におすすめの方法は、以下の3つです。

  • 転職エージェント
  • 求人サイト
  • ハローワーク

利用方法とメリットについて説明していきます。

転職エージェント

転職エージェントとは、プロのキャリアコンサルタントのサポートを受けつつ転職先を見つけてくれるサービスです。

受けられるサポートには、以下のようなものがあります。

  • 求人紹介
  • 面接対策
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 給与交渉
  • 面接日や入社日のスケジュール調整

希望条件をヒアリングし、あなたに合ったお仕事を探してくれます。基本は任せるだけなので、建設業のお仕事をしながら転職活動が可能です。

さらに、サービス利用にかかる費用は一切ありません。相談するだけでもOKなので、気軽な気持ちで登録してみてください。

求人サイト

求人サイトは、掲載されている求人へ自由に応募できるサービスです。

転職エージェントのようなキャリアサポートや仲介はないものの、気になる求人に複数応募できるメリットがあります。

Googleで「気になる職種+求人サイト」と検索し、どんなお仕事があるかチェックしてみましょう。

ハローワーク

転職といえば、どうしてもハローワークは外せません。厚生労働省が運営母体なので、扱う求人の信頼度はピカイチといえます。

ただし、若者から高齢者まで多くの人が利用することもあり、倍率はかなり高いです。しかも、職員と相談しながらになるので、面倒なやり取りが出てくるかもしれません。

また、開庁時間内に利用する必要があることから、平日の昼間しか転職活動ができないデメリットがあります。

どちらかというと、離職中の人におすすめの方法といえます。

【筆者おすすめ】派遣で繋いでスキルを習得

私は、建設業を辞めてすぐ工場派遣を利用しました。その理由は、以下の通りです。

  • 未経験から働ける仕事が大半
  • 初期費用なしで入寮できる
  • 時給相場が全国平均1,350円と高め
  • 土日休みの定時仕事が多い
  • 前借りが可能
  • 数十万円の祝い金があった
  • 契約制で辞めやすい

最終目標が「PCを使った仕事」だったので、とりあえずプライベートの時間を確保したかったのが決め手です。まあ、現実ではお金も住む家もなかったのが本音ですが。

社会保険料と寮費・光熱費が天引きされた手取りが20万円を切ることなく、土日を使ってスクールにも通いました。

結果、1年半で生活できる程度のスキルを身につけ、今ではこんなブログを運営しながらWEBライターをしています。

将来やりたいことがあるなら、ぜひ工場派遣も選択肢に入れてみてください。

まとめ:思い切って辞めて自分らしい生き方を探そう

最後になりますが、建設業に不満があるなら思い切って辞めた方が早いです。

人生は一度きりだし、仕事は起きている時間の半分以上を占めますからね。どうせ数十年働くなら、自分に合ったやりがいある仕事の方が絶対に楽しいはずです。

本サイトでは、工場派遣のリアルや体験談を紹介しています。興味がある方は、他の記事にもぜひ目を通してみてください。

プロフィール
この記事を書いた人
やなし

1987年福岡県生まれ(2024年現在37歳)
中卒で建設業に就職し、26歳で建設業とBARを同時進行で自営スタート。
32歳に経営破綻。
その後、派遣会社2社、工場3件を渡り歩く。
2021年8月にWEBライターフリーランスへ。

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